Windows8/10で異体字を入力する方法(JIS90)

仕事でお客様からパソコンで自分の名前が正しく表示されないと言われました。

入力してみると確かに出ない。

 

という字の下の部分が「ヒ」ではなく「L+人」になっていて

という字のしんにょうの部分の点が2つになってしまっています。

 他にもの字の食へんの部分が違っていたりの字が戸じゃなかったりと。

 

人名だから本人からしたら違う字です、何とかしてくれとご立腹です。

何とかしないといけないので調べてみました。

 

どうして正しく字が表示されないのか?

これらのような読み方や使い方が同じだが漢字の一部が異なる字の事を異体字と呼ぶらしい。

 

異体字(いたいじ)とは - コトバンク

 

なぜパソコンで異体字が発生するかというと1990年にまとめられたJIS90という文字コードの規格で

WindwosXP以前はこのJIS90が採用されていたものがWindows7以降では

新しい規格のJIS2004に対応したため、従来JIS90で表示出来ていた字が

JIS2004で変更されてしまった字とで齟齬が生じてしまったのが原因でした。

 この問題はWindows7から出てきた問題なんですね。

 

どうやって解決するのか?

Windows7の場合

Windows7の場合はマイクロソフトがJIS90互換フォントパッケージが配布されていて

これをインストールすることで異体字が表示出来るようになります。

 

Microsoft Windows 7 : Windows 7 および Windows Server 2008 R2 向け JIS90 互換 MS ゴシック・明朝フォントパッケージについて

 

Windows8~10の場合

Windows8~10の場合はJIS90互換フォントパッケージは配布されていませんが

Windows8からはIVS(Ideographic Variation Sequence)という異体字に対応しており

以下の操作で解決できました。

 

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1.「あ」で右ボタン「プロパティ」

 

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2.詳細設定

 

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3.変換→詳細設定

 

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4.変換文字制限をしない

 

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これで下の部分がヒで表示ができるようになりました。

 

まとめ

これらの漢字のことを異体字といい、パソコンではJIS90、JIS2004がそれぞれあるため

正しく表示されない場合がある。

Windows7ではJIS90互換フォントパッケージをインストー

Windows8/10ではIVS変換文字制限をしないことで対応可能である。

お客様にはこれらの対応をして納得して頂きました、勉強になりました。