1級管工事施工管理技士に独学で取得に向けた勉強法(学科編)

 

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先日、管工事施工管理技士という資格の学科試験で水道橋の日本大学へ。

管工事は特に資格が必要という訳ではなく他の施工管理技士と比較してもマイナーな位置づけの資格のように思います。

しかし、私のような建設業関係者にとっては取得すると仕事に活かせるかも?という資格です。

この記事を書いている時点で既に学科試験を受験してきた後なのですがこの資格について掘り下げてみます。

 

管工事施工管理技士とは?

施工管理技士国家資格の1つで、建築、土木、電気工事など全部で6種類の資格があります。

 

管工事施工管理技士 - Wikipedia

 

管工事は冷暖房工事、空調設備工事、給排水・給湯工事、ダクト工事、ガス工事などの工事のことを言い

管工事施工管理技士はこの工事の計画、工程や安全、品質の管理といった施工管理を行う資格になります。

管工事施工管理技士には1級、2級がありますが2級は一般建設業の専任技術者に、1級は特定建設業の専任技術者、監理技術者になれます。

一般建設業は4,000万未満、特定建設業は4,000万以上の工事が受注出来ます。

建設業なら持っていれば損のない資格です。

 

管工事施工管理技士のメリット

1.取得することで就職や転職が有利

ある一定以上の金額の管工事を受注するには有資格者が必要となり就職や転職に有利です。

工事が増加しているにも関わらず施工管理技士不足が足りていない実情があるからです。

電気工事施工管理技士でも書きましたが、下のリンクを見ると転職の必須条件とする資格TOP20の12位に

あれば尚可とされる資格の13位にランクされていることからも分かる通り

求人も多く、優遇されていることが分かります。 

 

doda.jp

 

2.取得することで他の資格の受験資格が得られる

この資格を取得すると1級、2級とも社会保険労務士の、1級を取得することで

建築設備士の受験資格がそれぞれ得られます。

特に建築設備士の資格から建築士への受験資格が得られるのは工学部出身者

以外の方は比較的ハードルが高い建築士の道が開かれ大きなメリットだと思います。  

 

3.取得することで資格手当や昇給が望める

またしても私の勤めている会社は手当はありませんが

資格取得手当や資格手当を設定している企業は多いのではないでしょうか?

   

受験資格

学歴や実務経験などの受験資格がありますが2級管工事施工管理技士は比較的ハードルが低いです。

工学部以外の大学出身者であれば1年6ヶ月以上の実務経験で受験可能です。

私は8年前に2級管工事施工管理技士を取得していたのでこれに実務経験を願書に記入して今回、1級管工事施工管理技士を受験しました。

この資格は願書に実務経験を記入していくのが大変で工事案件名、工事内容、実務経験年数など割と細かく記入していきました。

(間違えないように書いていくのに気を使いました、何せ願書も有料だったので。)

 

 難易度

難易度は以下の通り、国家資格の中ではそれぞれは比較的合格率は高いですが

学科+実地の最終合格率は20%前後と決して高いとは言えないです。

一般的には難易度は「普通」、しっかり勉強すれば独学で合格できるレベルです。

  1級   2級  
  学 科 実 地 学 科 実 地
  平成28年          49.0%          61.0%          66.2%          44.5%
  平成27年          51.2%          50.1%          57.9%          45.9%
  平成26年          43.4%          60.3%          59.8%          36.4%
  平成25年          38.9%          67.8%          50.1%          37.9%
  平成24年          36.4%          49.2%          50.7%          37.1%

 

勉強法とおすすめ参考書は?

学科については電気工事施工管理技士と同じく過去問を中心に勉強していくのが一番効果的だと感じました。

過去問を3周ぐらいやれば合格点に達するようなイメージで行きました。

 

 GET研究所 

スーパーテキストシリーズ 29年度 分野別問題解説集 1級管工事施工管理学科試験

 

私はこの本を3周やりました。

分野別に問題が編集されているので問題傾向がつかみやすいのも高ポイント。

6年分の過去問が収録されておりこの本1冊で合格点レベルまで行けると思いますが

1級電気工事施工管理技士の同本と比較すると収録問題年数が6年と少ないため

勉強をしていて大丈夫だろうか?と不安になってしまったのも事実です。

私の場合、電気工事施工管理技士の実地試験の方の勉強も並行して行っており

学習時間の問題もあってこの本だけで試験を迎えましたが本来であれば10年分収録されている地域開発研究所の問題集の方が安心のような気がします。

 

 

地域開発研究所

1級管工事施工管理技術検定試験問題解説集録版(2017年版)

本来はこの本が鉄板だと思います、過去問が10年分収録されておりガッツリやれます。

私もこの本を買いましたが時間が足りなくてこちらの方まで手が回りませんでした。

スーパーテキストの6年分では過去問の傾向対策という意味では不足だったように反省しています。

今回、学科試験がダメだった場合はこの問題集で再度挑戦したいと思います。

 

 

スマホアプリ

管工事1級施工管理技士問題集

管工事1級施工管理技士問題集

  • Fasteps Co., Ltd.
  • 教育
  • 無料

 はじめは1級電気工事施工管理技士のアプリで役に立ったのでこちらのアプリを購入してみました。

1級電気工事施工管理技士アプリのように最新iOSに未対応ということもなく

1問1答方式で弱点攻略やメモ機能、頻出問題(過去2~3回)、成績機能など機能に不足はありません。

このアプリの特徴でもある1問1答方式であるため、試験問題そのものの出題例を掴むのには向いていないように感じました。

アプリの選択肢が○xなのはいいのですがほとんどが○なので学習する上で私には合いませんでした。

 

1級建築施工ケイタイもん

1級建築施工ケイタイもん

  • 財団法人 地域開発研究所
  • 教育
  • 無料

その次に地域開発研究所のスマホアプリを購入してみました。

こちらは出題問題形式と同じく4択問題形式となっております。

実際の問題の傾向を掴んでスキマ時間で学習するには良いように思います。

ただ、機能らしい機能がメモのみという残念な仕様で自分が間違えた問題などの弱点を検索して重点的に学習することが出来ません。

(間違えた問題でその都度メモすれば可能といえば可能ですが。)

 

アプリについては電気工事施工管理技士の時のような

移動や仕事の空き時間なんかに暇つぶし感覚で学習に期待しましたが結局役に立ちませんでした。

 

 まとめ

現時点では学科試験を受けてきた形なので試験結果はまだ出ていません。

今回は他の試験との並行で学習時間のやりくりが上手く行かなくて

10年分をしっかり勉強した万全な体制で試験に臨めなかったのが反省点です。

ただ、今年の問題は従来の過去問に近い傾向の問題が比較的少なかったのと

ビル管の時に学習した知識が問題に出たりとある意味ラッキーだったように思います。

今回ダメだったらこちらも来年の自分への学習指針としてまとめてみました。

まずは結果を待って、次の実地試験に臨めるようになればありがたいなと思います。

 

【追記】とりあえず学科試験に合格しました、次の実地試験頑張ります!